~びわこ水源の森たかしま~には、3か所のセラピー基地に3つの施設をベースに3つのセラピーロードが設定されています。
平坦で歩きやすいコースから少し負荷のかかるウェーキングが楽しめるコース、まで様々で、ご自身のお好みのコースを選んでいただけます。
セラピー基地
1.搦谷・東山周回コース 朽木森林公園・くつきの森 1周 約3.8㎞ 約120分
2.平池コース 今津旅行村ビラデスト今津 片道 約2.8㎞ 約 90分
3.調子ヶ滝コース マキノ高原 片道 約1.3㎞ 約 90分
第一の基地は「くつきの森」。
びわ湖に流れ込む安曇川の支流にあたる麻生川のそのまた支流をたどる周回コースがあるのですが、度重なる台風と大雨の影響で橋が崩壊し山裾の小道も被害を受け危険であるので、今はホトラコースとテクテクコースと名付けられた散策道を利用しています。コナラ林、タカノツメ・コシアブラ林、ヤマモミジの林、スギ・ヒノキの人工林、その中にエビネ、キンラン、ギンリョウソウが顔を見せます。谷川に下りて河原で遊ぶ。テクテクコースは県内小学4年生のやまのこ学習で利用されている歩きやすい散策道といった特徴があります。全体的に標高が低い里山林である「森林公園くつきの森」の中では、ややロングコースであるが起伏が少なく歩きやすいコースです。コース沿いには、落葉広葉樹を主体とする森林であるため、四季の変化が美しく、また渓流を見るポイントもあります。
第二の基地が「家族旅行村ビラデイスト今津」です。
標高550mの山頂にあるコースで天空が近くにあるように見える特徴があります。空の青と地面や木々の緑の対比が素晴らしいです。広葉樹の自然林の緑のトンネルと樹齢80~100年の杉の人工林の深緑の小道を抜け、紫のカキツバタの繁る平池(だいらいけ)にたどり着き、水面に映しこまれ木々の様々な色合いの緑はモネの睡蓮いう絵画であるかのよう。そこから谷のせせらぎを聴きながら、いくつかの木橋をわたりゆっくりと登り、展望台から眼下に広がるびわ湖と水田の光り輝く水面を見晴るかすことができるのが特徴です。
第三の基地は韓国ドラマ「冬のソナタ」にでてくる風景に似ている事から有名になった恋人たちの聖地メタセコイヤ並木のある「マキノ高原」。調子が滝という落差13mの滝まで周遊するコースです。
この滝の波動・揺らぎが自然からの癒しの原点です。
また、冬季にスキー場となる広大な芝生の緑と空の青と山間から覗くびわ湖の薄青緑も見逃せない魅力です。