日本初の森林セラピーをテーマにした映画。この中で、主人公が「森林セラピー」を体験し、セラピストを志して奮起。
困難を乗り越えていく姿を描いたヒューマン・ドラマです。
https://iyashimovie.com
この映画のキーワード。
五感で森を感じ森との一体感を実感することにより、体はもとより心の換気ができて、体験した人の生き方も変わってくる、というお話です。
体が元気になれば、心も元気になれる。
心と体はつながっている。
悩みを抱えているときは、本当の自分が見えなくなるとき。
森を歩くと、悩みなんて自然に比べたら、ちっぽけなんだと思えてくる。
頑張ってみようという気持ちにさせてくれる。
自分を我慢しない。自分を解放する。
森を散策すると、自分に気づき、自分を変えるキッカケを与えてくれる。
それは、自分を好きになる方法に気づかせてくれることかも知れない。
森は疲れをとってくれる。人が生み出せないパワーを持っている。
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五感、五感、といいますが、今の世の中、五感だらけです。五感という言葉をつければ、人々が振り向いて興味を示してくれるからです。しかし、五感の先にあるものの目を向けることはありません。それは第六感??でしょうか、ひらめきかも。森林セラピーは、この五感の先にあるもの、見えないなかに見えてくるもの、聞こえないなかに聞こえてくるものを目指しているといえるかもしれません。ちょっと言いすぎかな、とも思えますが、私は、大切なんですが五感はただの手段のような気もします。
何か腑に落ちない気持ちをお持ちの方、もやもやした気持ちを抱えている方、その気持ちの整理をする、その気持ちの解決に向かう力を元気を与えてくれるのが、森であると思えます。他人から言われて整理がつく、解決がつくものではありません。
整理や解決方法の答えは既にあなたの中にある。森をゆっくり歩くことにより、その答えが見えてくる。それが森の力、森の恵み。ちょっと大げさかも知れませんが、あなたの人生は自身で切り開くしかありません。切り開いていくキッカケだったり、その原動力さえも与えてくれるのが森です。
映画の中で、主人公もそうでした。トラウマを抱えてしまったプロ野球選手もそうでした。森の中で、自分の生き方を変える体験をしたのだと思います。
コケ胞子のとんがり帽子に貯まった水滴