毎日暑い日が続きますね。今日の朽木は気温は高かったですが、さわやかな風があり楽しめました。

森の木々のフイトンチッドの香りを、いろいろな木々でクンクン確かめながら歩きました。植物は動物の様に動き回れない自分に危害を与える者から避けようがないから、香りを呼吸とともに蒸散させて自分を守っています。この揮発性物質が人には心地良い。感覚のなかで嗅覚は脳に一番近いところにあるからか、香りを嗅いでいただくことはその他の五感と呼ばれる感覚を一斉に解放するのに一番役立ちます。だからまず、葉っぱを揉んでその香りを嗅いでいただきます。

暑くても、時折、風の通り道にさしかかると、サアっといっぺんに涼しさを感ずる、汗がひく、こんな感じがたまらなく好きです。

ハンモックやマットに寝そべって、上を見上げる木漏れ日の中に木々の枝が揺れ、青い空に白い雲緑の林がやさしく迎えてくれました。

ミドリという色は、虹の七色の真ん中にある色。中庸・調和・和解・拠り所・安定とかを意味した色。ココロが落ち着かない時、ミドリの色を目に焼き付けるーーー物理的にもココロを真ん中の中庸・調和・安定した状態にしてくれる力があるそうです。しあわせホルモン(オキシトシン)分泌を促進する効果があることが科学的に分かっています。

今日もいろんなことをしながら、いつの間にかミドリをココロにカラダに焼き付けるお手伝い。

木漏れ日いっぱい
小川のせせらぎの音にしばし耳を澄ます
シンボルツリー ユリノキの巨木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、揺らぎの効果:自然はすべて揺らいでる。人工的に造られたものでないから、その揺らぎの効果は人のココロとカラダを良い方向に向かわせてくれる。

F分のⅠの揺らぎ効果:前々からベートーベンやシューベルトの音楽に理想的な揺らぎがあると言われましたが、元々は自然にある音・せせらぎの音・風がすぎゆく音・葉っぱのそよぐ音、そして歩きながら変わる景色の移ろい・風のわたる音や肌触り・自然の中にある様々な色合いーーーーなどもみなF分のⅠの揺らぎがあることに気づきます。

それらに気づいたとき、人の自然に対する見え方が変わるココロが変わる、それが始まりです。

何度も自然に訪れて、感じ取っていってください。

 

PAGE TOP