赤西セラピーロードは「ひょうご森100選」や「ひょうご森林浴場50選」に選ばれ、県下有数の景勝地である赤西渓谷沿いに残る森林鉄道跡を利用したセラピーロードでした。
9:00頃到着予定が、高速道路の道を間違い、1時間半の遅刻。10時30分到着こちらの不手際にもかかわらず、満足のいく対応をしていただきました。 路の駅「はが」にある森を利用する他団体との共利用の建物内に基地がありました。
ストレスチェック度を測定する(脈拍・血液内酸素濃度)システムを利用して体験する前の測定。交感・副交感神経の振れの度合いをシステムが推測しデジタル表示。
森林セラピーロード「赤西」は、車を乗換、25分かかって奥赤西渓谷を少しずつ上ったスタート地点へ。
赤西ロードは全長800m。里山でない奥山というイメージでシンボルツリーのようなケヤキの大木が赤西渓谷の川端にあり、わたしども高島の森でいうなら、朽木針畑から入る芦生の森の雰囲気がありました。
人を見ても逃げないで悠然と草を食むシカに出会いました。 下草は全くなし。分厚く積もった茶色い落ち葉が積もっています。
森のお弁当。おいしかったです。セラピー弁当ではなかったみたいですが、高島でも森で昼食を摂る時間がほしいなあ。1高島の場合、12:00終了ですが、セラピー弁当をつくるか、または、各自持参でお弁当タイムをつくるなどの時間延長が必要かもしれません。地産地消の食材のセラピー弁当の復活を検討していきたいものです。
食事のあと、ヨガマットで筋弛緩法でリラックス。ああ、眠たくなりました。本当に寝ちゃいそう。
このほか、①一言もしゃべらないでゆっくり森の中を歩く、②深呼吸、③左手と右手の樹林気功法、④さまざまな木(スギ・モミ・カツラの枝葉のすっきりしたや綿菓子のような甘い香りを味わう、⑤風の通る場所でーーーーー風を感じる、⑥ひんやりした森の水に手を浸ける(クナイプ療法)などなどのプログラム。そして、プログラムを一つ一つ終わるごとに「今の」気持ちを一人一人に「どんな気分?」と尋ねていただいて、自分の気持ちを確かめ、ほかの人の気持ちも共有する、などなど。新しい発見や気づきがありました。
雨の日のために、貸出するポンチョ(高島では、透明ビニール傘を常設)をスタート地点の小屋に備えてありました。
以上、県外森林セラピーロード体験研修会の報告とします。 (文責清水)
次回、体験会は月例会10月29日(火)9:00集合ビラデイスト今津駐車場、9:30スタート。モネの水蓮のような平池からの眺めと展望台からのびわ湖の眺望が魅力です。