林野庁森林総合研究所香川隆英先生来訪。最近の森林セラピーの動向をお話しくださいました。

 韓国・中国・インドネシア・ベトナム・タイ、カナダ、フインランドでも森林セラピーの取り組みが始まっており、日本が協力しているとのこと。

木材チップを敷き詰めた、「韓国のセラピーロード」
フインランドにおけるセラピー実験

                                森林セラピーについて森林医学という観点から、日本が世界をリードしているとのお話がありました。

森林セラピーの目的
副交感神経の活動が都市部に較べ森では4倍も高まる

 

左の効果のほか、最近は、

1、アンチエイジング効果

2.認知症予防効     果なども言われている。

生活習慣病予防効果(血中アデイボネクチンの増加)

また、日本では本年(2019年)4月NHK番組「チコちゃんに叱られる」で森林セラピーがとりあげられたこと。

 

 

 

森林浴が身体に良いことは何となく良いイメージとしてみんなに受け入れられましたが、その効果について近年まで医学的科学的な検証は行われてこなかった。フイールドで使える医療測定器具や心理学的な検証手法が開発されたことにより、森林浴の効果が生理学的に証明されるようになりました。

最近の森林セラピーの広がりについては、森林医学の観点から世界規模で注目が集まっており、韓国・中国・インドネシア・ベトナム・タイ、フインランド・カナダなどで具体的な動きがあり、日本はその先駆け的な存在であること。

韓国などでは国の補助を受けて大学・大学院で森林セラピーを教え、コースが設定され運営されているようです。

昨年度、8月に韓国から森林セラピーを学ぶ大学院生と教える先生が総勢12名でお見えになり、高島の森林セラピーをくつきの森で体験され、また交流しました。一昨年度にはやはりくつきの森でイギリスの女性作家が体験され、イギリスで「わび&さび」という本を出版されてその中で高島森林セラピーを紹介していただきました。また、本年4月カナダ留学中の日本人大学生が一時帰国されて、たかしま森林セラピーを体験していかれましたが、カナダでも森林セラピーを学生の間で実施されているそうで、将来、交流しましょう。紹介しますよと言っていただきました。来年はオリンピックの年ですし、観光に京都に足を延ばされたなら、きっとまた訪ねてくれるのではないかと楽しみにしているところです。

杉の林、上を見上げて寝転べば、フトンチッドの香りに満たされて、また、落ち葉の分厚く積もった土の柔らかさと匂いを感じて、ゆっくりできそう。
谷川の小さなせせらぎの音耳を澄ませて聞き入ります。野鳥のさえずり、風にこすれあう木々の葉擦れの音、木漏れ日の揺れ、静けさ。
この新しいロードの秋のシンボルツリーである「メグスリノキ」深まる秋にひときわ真っ赤に輝きます。

この後、くつきの森の新しいロード「すみやま(炭山)コース」をめぐり、このロードでのセラピーメニューを思い浮かべながら散策して12時過ぎ終了しました。すみやまには100年ほど古い炭焼き跡が3つ残っています。

香川先生はじめやまね館の海老沢さんに感謝申し上げます。香川先生は、京都大学で海老沢さんの後輩になるということでした。

香川先生が海老沢さんを個人的にお訪ねになり、わたしども森林セラピー案内人としては非常に良い機会を与えられました。重ねて感謝申し上げます。

 

さて、11月26日(火)マキノ高原体験会のあと、いよいよ、くつきの森での体験会が始まります。今度の「すみやまロード」と湿原の空間とユリノキ広場とーーー。どうか楽しみにしてください。暖かくして来てください。最後は薪ストーブであったまりながら、コーヒーでもいかがでしょう。冬の静けさ、深々・森々としたくつきの森も良いものですよ。日程は12月15日(日)1月12日(日)3月29日(日)です。